定数
概要
Javaで利用できる定数です。
解説
Javaでは以下の定数を使用できます。
項目 | 例 | 説明 |
整数 | 123 | 整数をそのまま記述すると整数リテラルになります |
long型整数 | 1l 1L | 数値の後にlまたはLをつけるとlong型整数リテラルになります |
浮動小数 | 1.5 .5 | 実数をそのまま記述するとdouble型浮動小数リテラルになります |
float型浮動小数 | 1f 1F | 数値の後にfまたはFをつけるとfloat型浮動小数リテラルになります |
double型浮動小数 | 1d 1D | 数値の後にdまたはDをつけるとdouble型浮動小数リテラルになります |
8進数 | 01 | 先頭に0を追加すると8進数リテラルになります |
16進数 | 0xb 0Xb | 先頭に0xまたは0Xを追加すると16進数リテラルになります |
実数e指定 | 11e3 | 3.2e2とは3.2×102のことであり320.0です。また2.4e-3とは2.4×10-3のことであり0.0024です。 |
16進数p指定 | 0x1p2 | 0x1p2は1×2の2乗を表します。a.bp3は(10+11/16)×2の3乗を表します。 |
真偽値 | true false | boolean型リテラルになります。 |
文字リテラル | 'a' | シングルクォーテーションで囲むことで文字を表します。 |
文字列リテラル | "abc" | ダブルクォーテーションで囲むことで文字列を表します。 |
エスケープシーケンス
文字および文字列は'または"で囲うことで示しますが、
シングルクォーテーション(')や(")自体を表現することができなくなります。
これを避けるため、\をエスケープシーケンスとし、
"自体やキーボードで直接入力できない特殊文字を表すことができます。
エスケープシーケンス | 読み方 | 説明 |
\b | バックスペース | 1つ前の文字を削除します。 |
\t | タブ | タブを表します。 |
\r | キャリッジリターン | 行頭復帰と言い、行の先頭に戻ります。 |
\n | 改行 | 改行します。 |
\\ | 円記号 | \自体を表します。 |
\' | シングルクォーテーション | シングルクォーテーションを表します。 |
\" | ダブルクォーテーション | ダブルクォーテーションを表します。 |
\uXXXX | ユニコード | ユニコード4桁で指定します。 |