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オブジェクト図
概要
ある一時点におけるオブジェクト間の関連を示す図です。

表記法
要素表記法説明
オブジェクト オブジェクト 長方形で表します。オブジェクト名には下線を引きます。オブジェクト名の書式は
オブジェクト名[:クラス名] | :クラス名
リンク リンク オブジェクト同士を直線でつなぎます。

解説
インスタンスの状態を具体的に示せるため、多重度の検討に役立ちます。
クラス間の関係が複雑な場合にはオブジェクト図を描くことで、わかりやすくなります。
オブジェクトは実行時に生成と消滅および関連の変更がありますが、オブジェクト図ではある一時点の状態を表します。
考えうるすべての状態を書くのではなく、検討したい点に絞り込みます。
慣れてくると必要性が下がってきます。 熟練者はクラス図を見れば、オブジェクト図を頭の中で描けるものです。

概要表記説明
オブジェクト 例1 クラス1のインスタンスであるオブジェクト1を表します。
オブジェクト 例2 クラス1のインスタンスであることを表します。オブジェクト名は未定です。
関連 例3 オブジェクト1はオブジェクト2およびオブジェクト3と関連があることを表します。
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