UML
概要
UML(Unified Modeling Language)はモデリングの表記法を統一したものです。
解説
UMLには以下の利点があります。
表現力・・・図を主体とした表記で、文章に比べて理解しやすく、誤解の少ない円滑なコミュニケーションが促進されます。 一貫性・・・分析から実装に至るまで、同一の表記が使用できます。
世界標準・・・標準化されているため、世界中どこでも通用します。
UML(Unified Modeling Language)はモデリングの表記法を統一したものです。
解説
UMLには以下の利点があります。
表現力・・・図を主体とした表記で、文章に比べて理解しやすく、誤解の少ない円滑なコミュニケーションが促進されます。 一貫性・・・分析から実装に至るまで、同一の表記が使用できます。
世界標準・・・標準化されているため、世界中どこでも通用します。
UML共通の要素
解説
UMLではすべてのダイアグラムで使用できる共通の要素が用意されています。
書式
UMLではすべてのダイアグラムで使用できる共通の要素が用意されています。
書式
要素 | 表記 | 説明 |
ノート | ![]() | コメントや説明等を記述する場合にノートを使用できます。ノート内には自由に文章を記述できます。 |
ステレオタイプ | <<ステレオタイプ>> | ギルメット(ギュメ)で囲まれた部分にステレオタイプを記述します。 |
ダイアグラム
UML2.0では以下のダイアグラムが定義されています。
重要度は目安であり、対象とするシステムの特徴によって変化します。
必要に応じてダイアグラムを使用します。無理にすべてを使う必要はありません。
ダイアグラム間には整合性があります。詳細はこちら
UMLはバージョンアップを繰り返しており、今後も仕様が変更になる可能性があります。
重要度は目安であり、対象とするシステムの特徴によって変化します。
大分類 | 小分類 | ダイアグラム名 | 旧名 | 概要 | 重要度 |
構造図 | - | クラス図 | - | クラスの詳細とクラス間の関係 | ☆☆☆☆☆ |
- | オブジェクト図 | - | オブジェクト間の関係 | ☆☆ | |
- | パッケージ図 | - | パッケージの依存関係 | ☆ | |
- | 合成構造図 | - | 構造の詳細 | ☆ | |
- | コンポーネント図 | - | コンポーネントの配置 | ☆ | |
- | 配置図 | - | ハードウェアの配置 | ☆ | |
振る舞い図 | - | ユースケース図 | - | ユーザー視点でのシステムの機能 | ☆☆ |
- | アクティビティ図 | - | 処理の流れ | ☆ | |
相互作用図 | シーケンス図 | - | 時系列に沿ったメッセージの流れ | ☆☆☆☆ | |
コミュニケーション図 | コラボレーション図 | メッセージの流れ | ☆ | ||
タイミング図 | - | 時系列についての厳格な記述 | ☆ | ||
相互作用概要図 | - | 相互作用の概要 | ☆ | ||
- | ステートマシン図 | ステートチャート図 | 状態の遷移 | ☆☆☆ |
ダイアグラム間には整合性があります。詳細はこちら
UMLはバージョンアップを繰り返しており、今後も仕様が変更になる可能性があります。